熊本県八代港
カテゴリー:仕事現場
2021-11-08
投稿者: osumi
熊本県八代港のあるところ
熊本県八代港は、八代海の湾東部にあります。
八代海は九州西部に位置し、宇土半島から長島までの島々と九州本島に囲まれています。
八代港は、日本三大急流の一つと言われる球磨川河口にある大きな港です。
八代内港は、フェリー乗り場のある河口寄りのエリアで
八代外港は、沖の方の工場のあるエリアです。
サンドコンパクション船
に乗って作業しています。
で地盤改良工事をしているんだね
でも作業しています
地図
閉鎖性海域
閉鎖性海域とは
周囲を陸地に囲まれた内湾・内海などを「閉鎖性海域」といいます。
「閉鎖性海域」やその沿岸部は、自然環境に恵まれているため
利用・開発が進み、人口が集中しやすくなります。
その一方で「閉鎖性海域」は、水の流入の動きが少なく、汚染物質が蓄積しやすい特徴もあります。
そのため ”汚染物質の蓄積” が ”自然による自浄作用” を越えて
水質汚濁などの環境問題が起こりやすい状況といえます。
有明海と八代海
有明海と八代海は、「閉鎖性海域」です。
ともに水質の悪化が進み、赤潮被害が発生したことから、
平成14年11月29日、「有明海及び八代海等を再生するための特別措置に関する法律」が公布・施行されました。
この法律は、「有明海及び八代海等を豊かな海として再生する」ことを目的としています。
この法律に基づき、各関係県は「県計画」を定めて、
「有明海及び八代海等を豊かな海として再生する」目的のための事業を実施しています。
全体目標
その後調査が進み、国は、平成18年の熊本県の「委員会報告」を参考に
「有明海及び八代海等を豊かな海として再生する」ためには
多様で豊かな生態系を回復・維持させることが重要であるとして
全体目標を「有明・八代海の環境特性に応じた生物多様性のある海域環境」としました。
水質の悪化の直接の要因の1つが、底生生物の減少であるため、
まずは底生生物の生息環境の回復を指標に、この目標に取り組んでいます。
「くまモンポート八代」
「くまモンポート八代」は、八代外港にあります。
「くまモンポート八代」は、新型コロナウイルス感染症の影響でオープン日程が延期されましたが、2020年10月31日にプレオープンしました。
「くまモンポート八代」設立の経緯
「くまモンポート八代」は、国から「国際旅客船拠点形成港湾」として指定された港湾で
国際クルーズ船の受け入れ拠点として造られました。
平成29年7月26日、石井啓一国土交通大臣から6港(横浜港、清水港、佐世保港、八代港、本部港、平良港)の各港湾管理者に対して指定書の交付を行いました
国土交通省は、クルーズ船社による旅客施設等に対する投資と国や港湾管理者による受入環境の整備を組み合わせることにより、短期間で効果的な国際クルーズ拠点の形成を図るため、平成29年通常国会において港湾法を改正し、国土交通大臣が指定する港湾において、旅客ターミナルビル等に投資を行うクルーズ船社に岸壁の優先的な使用を認める新しい制度を創設しました。
出典:「国際旅客船拠点形成港湾として6港(横浜港、清水港、佐世保港、八代港、本部港、平良港)を指定しました」(国土交通省観光庁国際観光課)
https://www.mlit.go.jp/kowan/kowan_fr4_000024b.html (2021年11月1日引用)
「くまモンポート八代」のみどころ
「くまモンポート八代」には、84体のくまモンがいます。
「ビッグくまモン」、「12体の十二支くまモン」、「54体で構成されたくまモン合唱隊」などに会えます。
「五家荘(ごかのしょう)」
「五家荘(ごかのしょう)」は、5つの集落(葉木、樅木、椎原、久連子、仁田尾)の総称で、
茅葺き屋根の民家が数多く残っている秘境です。
この「五家荘(ごかのしょう)」には、菅原道真の末裔が流れ着いたという伝説「菅原伝説」と
平家の落ち武者が逃れて来たという伝説「平家落人伝説」が残っています。
「栴檀轟の滝(せんだんとどろのたき)」
「栴檀轟の滝(せんだんとどろのたき)」は、日本の滝100選に選ばれた滝です。
高さ80mの大きな滝で、一気に滝壺まで流れ落ちる迫力のある滝です。
五家荘では滝のことを轟(とどろ)と言いいます。
また、むかしの滝周辺には栴檀(せんだん)の大木がありました。
そのため、この名前がついたと言われています。
まとめ
自然もたくさんあって
くまモンもいて楽しい八代港でした。
参考
八代海|環境省ホームページ(2021年11月1日閲覧)
URL:https://www.env.go.jp/water/heisa/heisa_net/waters/yatusirokai.html
八代港|観光庁ホームページ(2021年11月1日閲覧)
URL:https://www.mlit.go.jp/kankocho/cruise/jp/detail/065/index.html